2021.03.08
福島FA主催事業 感染防止対策について
関係各位
一般財団法人福島県サッカー協会
会長 菅野 貴夫
日頃より、本協会の事業にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
本県を含め、全国において、新規感染者数の下げ止まりの傾向が顕著になっている中で、感染の再拡大、いわゆる「リバウンド」を防ぐことが最重要課題であり、県内では、医療機関におけるクラスターの拡大により、先週38名、34名の新規感染者が確認され、2日連続で30名を超えました。また、最近の傾向として、感染者の約8割が病院や高齢者施設で発生したクラスターの関係者となっています。
一方、クラスターが発生した施設以外での新規感染者は抑えられている状況にあり、県民の皆様お一人お一人が基本的な感染対策である「新しい生活様式」の徹底を始め、感染リスクを意識しながら慎重な行動を継続して実践いただいている成果であり、改めて感謝を申し上げます。
しかしながら、相次ぐクラスターの発生により、昨日時点の病床利用率は42.4%となり、ステージ3の目安である25%を超えるなど、再び、県内の医療提供体制への負荷が高まりつつあり、警戒が必要な状況です。ここで、万が一、飲食や会食等により、今回の病院、高齢者施設でのクラスターとは関連のない新たなクラスターが発生した場合、年末年始の時を超える爆発的な感染拡大につながる恐れがあります。
福島県では、3月31日までの重点対策として、「緊急事態宣言の対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来の自粛」と、「感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えること」、この2点について、引き続き、皆様への御協力のお願いが、県知事メッセージとしてありました。
本協会においても、対象期間中の会議・競技会・トレセン活動等の福島FA主催事業について、十分な感染症対策を踏まえての実施、特に緊急性がなければリモートでの開催や延期、中止等の慎重な判断の下対応することをお願いします。各チームに活動におかれましても同様の対応をお願いします。更に、県内で感染者が増加していることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗いや手指消毒、感染リスクの高い5つの場面の配慮といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。