LEADER指導者

2021.07.20

JFA公認B級指導者養成講習会福島FAコース(前期)、5日目

7月18日(日)、JFA公認B級指導者養成講習会福島FAコース5日目を開催しました。

午前の『指導の実践』は、2グループが行いテーマはいずれも「ビルドアップ」でした。オーガナイズ(ピッチサイズ、人数、Key Factor等)、コーチング(言葉かけ、ボールサーブ等)は進化してきています。更なる改善を目指してインストラクターから、全体像を踏まえてのコーチング(どのゾーン・レーンを切り出しているのか、3人目や奥まで観ているか)、基準の示し方(何を求めているのか、具体的に示しているか)、言葉かけ(ミスしないために、ミスした時に、成功した時にどんな言葉かけをしているか)などの指摘がありました。指導者も選手も“Try & Error”の繰り返しで成長していくと思います。積極的チャレンジなしには成功や進化はありません。福島FAコースの日程、カリキュラムは添付の通りです。興味のある方は是非見学に来てください。(会場:熱海フットボールセンター)

 

午後『講義メモ&感想』より

サッカーの基本戦術

☞ サッカーは『判断のスポーツ』であり、『視野と視野の闘い』とも言われる。どこまで見えるか、観ているかは選手も指導者にとっても重要である。

☞ 2人称のサッカーから脱却し、“グループで攻めて、グループで守る”という3人称の考え方が必要。

サッカー全体像<振り返り>

☞ サッカーの目的による分析:4つの局面において目標達成のためのプレーができているか否か

☞ プレーの原則による分析:攻撃・守備の原則を踏まえるが、攻撃と守備は表裏一体である

コーチング

☞ コーチの仕事:MTMの流れ・繰り返しの中で、選手が成長すること、上達することに働きかける

☞ 観察すること:全体の観察 → 選手の観察 → コーチング(観察から得た情報を基にコーチング)

☞ コーチングの手法:シンクロ、フリーズ、ミーティング(それぞれのメリット、デメリット)

☞ コーチングの留意点:“Quick Simple To the point!”、プレーさせる → 分析する → 褒める