2021.04.27
福島FA主催事業感染防止対策について
関係各位
一般財団法人福島県サッカー協会
会長 菅野 貴夫
日頃より、本協会の事業にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
全国においては、4月21日に1月23日以来となる5,000人を超える新規感染者が確認さました。東京都、大阪府、京都府、兵庫県においては急速に感染が拡大していることから、これら4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。
県内においては、4月に入り、高齢者施設や大学、学校、事業所などで13件のクラスターが発生しており、県外への往来や飲食店の利用、クラブ・サークル活動などが原因と考えられる感染者や感染経路不明者が依然として多く確認されています。また、新規感染者数も、8日に過去最多となる53名を記録し、昨日までに県内26市町村の幅広い地域で感染が確認されています。
福島県内の病床使用率は、昨日時点で48.8%となっておりますが、いわき市長から病床ひっ迫宣言が出されるなど、本県の医療提供体制は、大きな負荷が掛かる深刻な状況が続いています。
そして間もなく、ゴールデンウィークを迎えることとなりますが、感染拡大地域との往来や大人数での飲食、会食等により新たなクラスター等が発生した場合、爆発的な感染拡大につながり、医療提供体制が危機的な状況に陥るおそれがあります。
こうした県内の感染状況を踏まえ、4月1日以降も、クラスターの未然防止にポイントを絞った重点的な対策として、「緊急事態措置が解除された1都3県を始め、宮城県や山形県などの感染拡大地域との不要不急の往来は控えること」と、「感染対策が徹底されていない酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えること」、この2点について、大型連休が終了する5月9日(日)まで継続することになっています。
本協会においても、対象期間中の会議・競技会・トレセン活動等の福島FA主催事業について、十分な感染症対策を踏まえての実施、特に緊急性がなければリモートでの開催や延期、中止等の慎重な判断の下対応することをお願いします。各チームに活動におかれましても同様の対応をお願いします。更に、県内で感染者が増加していることについて、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗いや手指消毒、感染リスクの高い5つの場面の配慮といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。