NEWSお知らせ

2021.07.01

福島FA主催事業感染防止対策について

関係各位

一般財団法人福島県サッカー協会

会長 菅野 貴夫

 

日頃より、本協会の事業にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

県内においてもワクチン接種が進む中、医師や看護師はもちろんのこと、会場運営に携わる市町村職員の皆様が一体となって、新型コロナウイルスに必ず打ち克つという強い使命感の下、懸命に御尽力いただいております。
全国においては、全体として新規感染者数の減少が続いていましたが、緊急事態宣言解除後の人出の増加や、感染力の強い変異株の広がりに伴い、感染者数の減少速度が鈍っている地域もあり、特に東京都や千葉県などでは、下げ止まりから増加に転じる動きが見られます。
一方、県内においては、感染状況を判断する五つの指標(7つの区分)は、病床使用率を除き、ステージ2以下の状況にあります。 しかし、日々の感染者数や直近1週間の感染者数が、前週の同じ曜日を上回る日が散見されるなど、感染状況の下げ止まりの兆候が見られるほか、変異株の割合もここ1週間では感染者31人中28人(90.3%)と増えてきており、注意が必要です。特に、最近の郡山市においては、下げ止まりから増加に転じる傾向が見られ、20代・30代の感染割合が高くなっています。また、飲食店に由来する感染も増えているほか、感染経路不明割合も高い状況にあります。
秋田県でのダンスイベント21人、埼玉県でのダンススクール14人、海外ではサッカーのヨーロッパ選手権で2,000人規模のクラスターが発生しています。県内においても、ひとたびクラスターが発生すると、急速な感染拡大につながる恐れがあり、今後も油断することなく、一人一人が気を引き締め、徹底した感染防止対策に取り組んでいくことが重要です。

福島県から6月末まで取組をお願いしていた「重点対策」を、今後は「感染拡大防止のための基本対策」としての継続(「感染拡大地域との不要不急の往来の自粛」等)が発表されています。また今月には、オリンピック開催、夏休みのイベントや行事の参加等で、県内外で人流が増加することが予想されます。

本協会においても、競技会・トレセン活動・会議等の福島FA主催事業において、十分な感染症対策を踏まえての実施(無観客での競技会実施を含む)、感染状況によっては特に緊急性がなければリモートでの開催や延期、中止等の慎重な判断の下対応することをお願いします。各チームに活動におかれましても同様の対応をお願いします。更に、感染の再拡大、リバウンドを防ぐため、改めて強い危機意識を持っていただき、マスクの着用、手洗いや手指消毒、感染リスクの高い5つの場面の配慮といった「新しい生活様式」の徹底と継続をお願いします。