2021.08.03
JFA公認B級指導者養成講習会福島FAコース(前期)、6日目
7月25日(日)、JFA公認B級指導者養成講習会福島FAコース6日目を開催しました。
今回はグルーピングを変更しての3巡目の『指導の実践』でした。グループごとにテーマについて事前に会議室でMeeting(プレゼン)を実施してトレーニングとなり、プレゼンではパワーポイント、映像、作戦ボードを利用するなど、指導者や選手に分かりやすく様々な方法を駆使していました。テーマは『中盤の守備』、『ビルドアップ』、『サイド攻撃』、『ゴール前の守備』です。
オーガナイズ(ピッチサイズ、人数、Key Factor等)、コーチング(言葉かけ、ボールサーブ等)は進化してきています。更なる改善を目指してインストラクターから、下記のようなコメントがありました。指導者も選手も“Try & Error”の繰り返しで成長していくと思います。積極的チャレンジなしには成功や進化はありません。福島FAコースの日程、カリキュラムは添付の通りです。興味のある方は是非見学に来てください。(会場:熱海フットボールセンター)
≪インストラクターより≫
①指導案作成時において、テーマに対して流れをイメージしてオーガナイズを決めていく。その際に、起こり得ることを事前に予測すること、また修正することは重要であり、それができないと良い指導はできない。何を獲得させたいかが明確でないと最後のGameがイメージ通りにつながっていかない。
②今日、尚志高校が指導の実践に協力してもらいましたがテクニックがあって判断を伴っているのでミスしないし、奪うこともできなかった。普段感じることのできないスピードやテクニックに触れることができ、実践を通して指導の基準をあげてほしい。あのレベルの選手を育成するためにどんなトレーニングが必要なのか。その中でどの位質やアプローチを上げるべきか。そのことを突き詰め、コーチングの質を高めるためにチャレンジしてほしい。